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2019-09

特定技能「登録支援機関」という口利き利権

 政府の移民政策がどんどん進んでいます。なかでも注目されるのが、とかく評判の悪かった外国人の技能実習制度に代わる「特定技能者」の活用。考え方は似たようなもので、特定技能ビザをこの先、ばんばん発行して単純労働者の不足を補おうとしています。
 その特定技能者の斡旋をおこなうのが、登録支援機関なる口入業者で、法務省に申請さえすれば認められるそうです。いわば移民政策に乗じた口利き利権。案の定、首相のお友だちであるパソナが名乗りを上げています。
 インバウンドに移民政策、経済成長をするためには必要だという声も聞きますが、そもそも日本がこれ以上成長する必要があるのでしょうか。それより格差をこれ以上広げないでもらいたいものです。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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