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2020-03

投資失敗で「正念場」ソフトバンク「孫正義」

 ソフトバンクが赤字に転落したと発表がありました。原因は予ねていわれてきたウーバーテクノロジーやウィワークをはじめとした投資の失敗。これに対し、孫正義社長は米大手通信スプリントの合併が裁判で認められたので、これから反転攻勢に出ると強気です。実際、稀代のギャンブラーと呼ばれてきた孫さんは、過去ほとんどの投資に失敗しながら、ヤフーであて、さらにボーダフォンやアリババに投資してひと財産築きました。
 しかし、だからといって今度の苦境を凌げるか、といえば、そう簡単ではないでしょう。なぜなら、頼りのヤフーが苦戦し、さらにアリババも中国経済の失墜で先行きが怪しくなっています。なにより孫さん自身の年齢や後継者問題もあり、これまでのように乗り切れるかどうか。側近の井上さんもいません。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)など。最新刊は「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)

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