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2020-07

検察庁法改正抗議ツイートはホンモノ

 ツイッターの「#検察庁法改正案に抗議します」投稿がついに700万件に上っているそうです。火事場泥棒とまで非難された強引な法案審議入りに対する怒りはむろん頷けるし、自民党の森山裕国対委員長などは「世論のうねりは感じない」と強がっていますが、国民の関心が高いのは間違いないでしょう。
 なぜこんなに投稿が増えたのでしょうか。そこについて、今日の朝日新聞が分析しています。国会審議りした8日午後8時から11日午後3時までの473万件を分析したとする東大の鳥海不二夫准教授によれば、アカウント数の2%にあたる1万2000件がRTを繰り返し、全体の半数を占めているとのこと。その1万人あまりがコアな投稿者なのは間違いないでしょうが、わずか3日足らずでこの数字はけっこうなもの。一見、その1万人あまりが投降を拡散させているように思えるかもしれません。が、そうではなく、473万件の半分、236.5万件がそれ以外ということになります。つまりコアな投稿者だけで盛り上がっているのではありません。
 アカウント数そのものは1万件どころではなく、58万8000件に上っています。おまけに昨日までの投稿数は、当初の473万件からさらに1.5倍近い700万件に増えているのですから、少なくとも世論はうねりまくっているのでは。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクション作家。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」。18年「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)が大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)、「日本の暗黒事件」(新潮新書)「高倉健 七つの顔を隠し続けた男」(講談社)、「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」(文藝春秋)、「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」(講談社)、「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」(文藝春秋)など。最新刊は「ならずもの井上雅博伝 ヤフーを作った男」(講談社)。

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