2017-10

テレビ報道はなぜ間違いが多いのか

 この間、某テレビ局の人と打ち合わせしていて、「なぜテロップやニュース原稿に間違いが多いか」という話になりました。で、答えは簡単。知らなかったのですが、テレビ局には校閲部門がないらしいのです。番組のスタッフが情報や企画について調べ、確認するだけだとか。
 これでは間違いが目立つのも無理ありません。ただ、昨今では新聞も校閲部門をなくし、報道部門だけでチェックするようにしているとか。朝日などがそうらしい。「記事は自分たちで責任もって確認作業をする」という建前ですが、本音は新聞が売れず、新聞社の経営が悪化しているせいでやむなく行っている人員削減の一環でしょう。そもそも校閲部門は記事やニュースの当事者である記者や製作者と異なる角度からチェックするもの。実は新聞も誤報が多いのです。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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