2017-10

案の定「静岡空港」開港延期問題

 指摘されていた静岡空港の立木問題が本格化し、来年3月の開港が延期されそうな雲行きになっています。滑走路の先(西側)に10メートル以上の木が10本はえており、それによって、滑走路が正規の長さで使用できないといいます。静岡県知事は「空港の建設工事をしている間に伸びてしまったのでは」などと呑気なことを言っていますが、背景には根強い住民の反対があります。
 成田の二の舞といっては大袈裟かもしれませんが、構図は同じ。航空行政の杜撰さとそれに巣食う利権屋の影が見え隠れします。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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