2017-08

週刊新潮「朝日新聞阪神支局襲撃」報道の考察

 週刊新潮の朝日新聞阪神支局襲撃事件報道が今週最終回なので一言。この記事は、取材経緯をはじめ、どのようにして記事化されたのかについてもまったく知りませんので、いち読者としての見解です。
 結論を申し上げると、この記事の出来は悪くないと思います。むろん報道内容について、朝日や警察の異論反論はあるでしょう。新潮側はそれを覚悟の上でもあるでしょうし、報道内容が間違っているかもしれません。しかし、全体に告発者および告発内容を検証しようとしている姿勢が強く感じられる記事です。そこがポイントではないでしょうか。
 自らの記事について、取材は完璧だ、などと自慢する傲岸不遜な記者やライターもたまにいます。が、そんな完璧な記事などこの世にほとんどありません。記者は、どこか不安を覚えながら真実に肉薄する。その行為が大切なのであり、新潮の記事にはそれを感じます。
 それゆえ、今回の記事はあり、だと思います。この種の記事をありあない空想だとしたり顔で断じてしまうのは簡単です。だが、それはメディア自らの首を絞めることにつながるようにも思えます。
 古巣の記事なので身びいきになってはいけないと思いますけど、やはり一言言いたくなりました。あしからず。
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コメント

オンブズマンを立ち上げました

数人の仲間と堕落した「法曹界」を糾弾するため、山口オンブズマンを組織して立ち上げました!検事も弁護士も裁判官もデタラメ。その被害者の僕が証拠人。オンブズマンよりも「被害者の会」の方が良かったかもしれません。森さんのような、正義感に満ちた、強力なペンの力も借りたいです。その際はよろしくお願いします。日本の法曹界と公安委員の存在価値と存在意義が変ります!!

Re: オンブズマンを立ち上げました

近ごろの法曹界はどうかしています。頑張ってください。私で出来ることがありましたら、連絡をください。

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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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