2017-10

オリックスクレジット「切り売り」本当の思惑

 巨大な有利子負債に悩むオリックスが、グループの「オリックスクレジット」を三井住友銀行に売却する、との報道がありました。この会社、要するにサラ金とカード会社なのですけど、グループの優等生。売却額は全株の半分に当たる300億円程度だそうですから、三井住友にとっては安い買い物に違いない。かたやオリックス側にとっては、売却益を膨大な借金返済の一部に充てるつもりらしい。が、その有利子負債額5兆5000億円からみると、焼け石に水に近いでしょう。
 オリックスの本当の狙いは、そこではありません。グループ企業の株をメガバンクに売却すると世間にアピールするのが最大の狙いです。売却するのはオリックスクレジット株の51%。当然、銀行側に経営権を握られるのですけど、41%の株を手元に残しておく。すると、メガバンクとの提携という形にみえなくもないため、オリックスそのものに信用力がつく、という寸法です。
 ただし、実のところメガバンク側は安く買いたたけるから、この会社の過半数株を買うに過ぎず、オリックス本体を支援するつもりは毛頭ありません。
 この先、オリックスはリース部門も切り売りしていく方針のようですけど、売れるのは優良な部門だけ。経営不振のところだけが残り、ますます苦しくなっていくかもしれません。
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コメント

オリックスの連結負債は、相当ある。
対する資産の
不動産
投資
貸付
は100%現金に成るとして計上されているが、この不況下であるので、
現金に成る率が
70%でも30%の減損計上しなくてはならない。
何兆円の資産の何%が、現金化出来て、幾らの減耗損失を計上しなくてはならないか?
不動産不況から、想像してみれば、実態が分かるでしょう。
私は50%位しか現金化出来ないと、思いますがそうすると
債務超過になるので、怖くて公表できないでしょう。

こういう会長とか言う人は、頂点に上り詰めた快感が忘れられない。
いつまでも君臨して老害を巻き散らかす。

新規市場でも、株式公開して頂点だと思う時に潔い引退をした経営者は皆無だ。
上手く引退する事が、いかに大切か分かる。
いつまでも残留しているから、社会とのズレが大きくなり、最後は破滅へと転落した経営者が、いかに多かったか。

その点、本田宗一郎は流石であった。
自分の限界を極めていて、さっさと後継者に席を渡した。

見切り千両=を経験と、他のケースで何で学べないのか?
それは、会長とかは、気持ちが良いから、見ないのである。
誰もが敬い、恐れてくれる快感。
美人秘書が、何でも駄々っ子の様に、何でも言う事を聞いて呉れる快感。

それは、既得権でない。
いつか追放され、更に悲惨な事になる前兆なのに気が付かない経営者が殆どだ。








天罰!

天誅というか、天罰というか、不正をした人間の行く末が想像できますね。
僕の仕事もう動き始めました。またまた面白い音源を発見したので、
次回上京した折に差し上げます。5月11日~上京します(^_^)v

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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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