2017-10

田中森一公判結審「求刑6年」の理由

 昨日、田中森一さんの第8回公判が開かれましたので、久方ぶりに傍聴しました。検察、弁護側双方の最終弁論でしたので、なかなか見ごたえがありました。問題の9000万円の性格が争われていたわけですが、なかでもこれまでの公判供述や調書での矛盾をついた弁護側の弁論が光ったように思います。
 驚いたのは論告求刑の6年。これまでいろいろ言われてきましたけど、田中さんが検察からいかに恨まれているか、改めて実感させられました。従来の併合罪の考え方を無視した暴挙だと弁護側が最後に言っていたのが、印象に残りました。公判でここまで言うのも珍しいのではないでしょうか。
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コメント

比較として

小室のケースは5億円で5年
田中森一先生は、9000万円で6年。しかし和解して3000万円ですから
実質は、6000万円で6年。。

検察の論理は、黒いカラスは、白いハトと言うのですが、
依頼事項は、犯人隠匿・証拠隠滅・偽証教唆・所得税違反の重犯罪です。
被告席にはカナザワは、公訴時効で起訴されないだけで、犯罪者に違いありません。
8億も脱税していれば、5年では済みません。
仮に税金を完納しても激しい処罰を科されます。

その犯罪者を援護して検察は可笑しいと感じないのでしょうか?
相当正義というものが鈍磨しているのでしょうか?

6年と言う刑は、傷害殺人クラス。
つまり人の命をあやめる重犯罪です。
人の命は取り返し付きません。それでも5年か6年です。。

今回の黒いカラスは、それほどの被害を受けたのでしょうか?
社会正義を6年も刑務所に入れないと実現しないのでしょうか?
全く均衡しない、とんでもない求刑です。

裁判員スタート

裁判員法が21日に施行され、国民が刑事裁判に参加する裁判員制度がスタートする。司法に国民の視点を反映して信頼性を高め、刑事裁判を分かりやすくすることが狙い>>>>>>
ついに、法律村に常識が通用しないエイリアン=市民が侵入してくる。
共通の司法修習で、同じ価値観の裁判官と検事・弁護士と、全く違う
市民というエイリアンだ。

検事が作る検面調書と
警察官が作る員面調書の信頼性や権威の差も解らないまま。

だからこそ、ケンメン調書の証拠だけでなく、真相を見極めようと、
最近無罪判決が、多い傾向に、成って来ているのだろう。

Re: 裁判員スタート

裁判員は今の樋渡利明検事総長が自ら推進した制度だけに成功させたいのだと思います。ただし、検察側に問題の根本が見えていなければ、期待できないでしょう。

「反転」が、反転の原因

弁護人は、「田中弁護士が(反転)を書いた」事が
この刑事裁判の主な原因だと!!!!ーー

犯罪を犯していれば、罪を償うのは当然。
しかし(反転)が、この罪と言うのは、余りに正義として歪んでいる。

(反転)が気に食わないなら検察組織を挙げてーーーマスコミのリングーーー
マスコミや論文で反論すれば、良いではないか。

刑事裁判のリングに田中弁護士を引きずりこんで、戦うのは趣旨が違う。
刑事裁判は、圧倒的に検察が有利だ。
起訴されれば、特捜案件は100%有罪の過去事例だ。
それほど、特捜案件は裁判所にも信用が有る。

犯罪者であるカナザワは黒いカラスだが、検察は白いハトと言い張り
信用出来るとまで言い切った。
本当に信用できるのか?そんなカナザワを?????。

田中弁護士に合理的な疑いがあると、検察は証明できたのだろうか?
合理的疑いは、カナザワは、不法な依頼をしたのでカナザワに有ると(検察側に)
市民なら感じてしまう。

理不尽と言う事しか感じない後味の悪い裁判だ。
6年の求刑では、田中弁護士の後の人生の活動が出来なくなる。
刑期2年半と6年では、70歳を遥かに超え人々から忘れられる。
2年半なら、模範囚なら、今年年末に仮釈放も有りえた。
残酷極まりないと言うほかないだろう。

酷すぎます

約二週間前、大阪拘置所から伝言が届きました。そこには、罪は罪として受けいれる覚悟だと書かれていましたが、主張すべきはするともありましたが、あまりにも重い求刑に驚いています。検察にまんまと共犯者が嵌ったようですね。過去の事件や反転などの検察批判がここまで影響を及ぼしているとは。
今回の事件は単なる業務上横領にすぎず、詐欺には当たらないのは周知のとおりです。控訴して欲しいでが、今はかける言葉も見当たりません。残念です。

Re: 酷すぎます

私のところにも、田中さんから手紙が来ました。かなりのショックを受けていますが、闘う決意ができたとも書かれています。精神力はさすがです。

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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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