2017-10

田中森一「獄中書簡」

 公判が結審した当日5月9日付けで田中さんから手紙が届きました。

<さぞびっくりされたことと思います。私もさすがにびっくりに、自分の耳を疑いましたよ。前の裁判で、永中さんが卒倒するのがわかりような気がします>

 といった書き出しです。やはり懲役6年の検察側求刑は相当こたえたのでしょう。実際、権力の怖さと執念を感じさせる論告求刑でした。手紙にはそのうえでこうも書かれていた。

<とにかく私が精神的にまいったり、追いつめられたりしないよう気をつけなければ……>

 田中さんらしい書簡でした。
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コメント

社会的死刑求刑=6年

この裁判は、黒いカラスを白いハトと言い張るおかしな裁判だ。
カナザワこそ被告席に座るべき人物と言える。
公訴時効で追訴出来ないが犯罪者であることは、明白だ。

とすれば、6年求刑は、大阪地検の沽券に関わる「反転」を書いた趣意返しと言える。
一人の老人を完全に葬り去ろうとする理不尽な求刑である。
晩年の追加6年は、未来永劫の時の様に長いだろう。
もし、求刑どおりなら、実質の(社会的)死刑判決だろう。
社会復帰を完膚なきまでに、許さず、叩きつぶす強大な権力の斧が振り下ろされようとしている。

国家権力と言うものの冷酷さをマザマザと見せつける求刑だ。
歯止めとなる裁判所は特捜のケンメン調書では、有罪の自動販売機と成っている。

鈴木宗男議員の場合にも、罪らしい罪は無いのに、
癌の秘書を拘留し治療を受けさせない。
さらに、長期の拘留中にストレスだろうか、鈴木宗男議員は自分が癌にかかる。
それも執行猶予がつかないので、最高裁で棄却されれば、実刑で
議員の資格も失う。
きつ過ぎる刑事被告人の立場である。

どこに、この国の正義が有るのか。
理不尽な事(植草一秀教授事件・小沢代表の秘書事件)が判明してくるが、変化の兆しはまだ見えない。

検察の個人的感情か、または組織的プライドがここまで求刑を重くしている感は拭えませんが、田中氏がどこまで精神的に持ちこたえられるかが今後の裁判(控訴)に影響してくると思います。田中氏に手紙を出したいものの、堀の外側の人間が軽はずみな激励は、かえって白々しく、ただ今は、ご本人も自覚しているように、精神的に追い込まれない事と、健康というのもおかしな表現ですが、病を抱え込まないようコントロールをして欲しい事を願うばかりです。私は、反転を読み終えた時、田中氏が受刑者でよかった気さえしました。なぜならあそこまで実名で書いてしまっては、検察、政治家はともかく、裏社会、つまり暴力団組織に命を狙われるという危険性はないのかという事でした。ですから今の状況もあながち捨てたものではないなと言うのが田中氏ファンの感想です。

6年懲役????

2009.5.29
大相撲時津風部屋の序ノ口力士時太山(ときたいざん)=当時(17)、本名斉藤俊(たかし)さん=の暴行死事件で、傷害致死罪に問われた元時津風親方、山本順一被告(59)に、名古屋地裁(芦沢政治裁判長)は29日、懲役6年(求刑懲役7年)の判決を言い渡した。
 兄弟子への暴行の指示の有無や死亡直前に行われた「ぶつかりげいこ」の違法性などが争点だったが、指示や違法性が認められた。事件は相撲界の体質や指導の在り方を見直す契機になった。
 論告などによると、山本被告は兄弟子ら=執行猶予付き有罪確定=と共謀。2007年6月25日、夕食の席で斉藤さんをビール瓶で殴った後、兄弟子に指示して斉藤さんを木の棒で殴るなどした。26日には、約30分間ぶつかりげいこと称して斉藤さんを土俵にたたきつけ、金属バットで殴るなどして多発外傷性ショックで死亡させたとしている
>>>
一人の命が失われて故意の傷害で6年だ。
取り返しが、つかない命だ。
それに引き換え、田中森一弁護士と、金沢は、違法な依頼での金の話でのモツレ?で6年はきつ過ぎる。
バランスがと取れない重すぎる求刑と言うほかない。

何にも抵抗できなくて稽古で死んだ力士では無くて、金沢はいろんな抵抗も主張も
出来たのに、違法な「報酬が高いので返せ」と喉元を過ぎて言うのは、理不尽極まりない。

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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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