2017-08

デルタ航空はホワイトナイトではない

 昨日来、日本航空と米エアラインの提携話が報じられています。国交省は、あたかもJALの経営再建の決め手のように言い、新聞、テレビも大きく報じています。しかし、残念ながら、仮にデルタが500億円の資本を参加して提携しても、JAL再建には程遠いというほかありません。
 その理由は数々ありますが、わかりやすいところでいえば、現在のJALはとにかく年内の資金ショートをどう凌ぐか、について必死になっています。ところが、デルタと資本提携をしても金が入っているのは早くて来春以降です。新聞各紙はそれを忘れていませんか。つまり今回の提携話は、見せ金にしかならない打ち上げ花火なのです。事情通によれば、そもそも、この先JALは5年間で1兆5000億円の資金が必要になるのですから、もはや何をかいわんやでしょう。
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コメント

岩国空港

山口では「岩国空港」の工事が着々と進んでいます。「宇部空港」も赤字のようだし、このうえ、岩国空港まで開港するつもりのようです。岩国空港の必然性が分かりません。おそらく大した効果のない「住民対策」なのでしょうね。

資金繰り問題?

新聞記事によれば、今期中に2000億円必要だとか。500億円も焼け石に水ですね。JALの問題は鳩山政権の課題になりそうですね。

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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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