2017-08

平山郁夫と敦煌

 今朝の新聞各紙に日本画の巨匠、平山郁夫さんの訃報が載っていました。記事を読むにつれ、20年近く前の懐かしい取材を思い出しました。シルクロード研究で有名な平山さんは、中国の敦煌「莫高窟」に残されている壁画の研究に熱心で、よく訪れていました。その遺跡の壁画を盗んで死刑になった中国人がいて、その取材に行ったのです。
 日本政府はバブル当時、中国へのODA開発に熱心で、とりわけ竹下登さんの肝煎りで敦煌への投資が盛んにおこなわれていました。竹下さんと平山さんは刎頸の友。その利権話に絡んで何かあるのではないかと思い、敦煌研究所の幹部の道案内で随分とかの地を歩いたものです。結局、大したものは出てこず、取材費を無駄に使ってしまいましたが、いあずれにせよいい思い出です。平山画伯、その節はお騒がせしました。ご冥福をお祈りします。合掌
スポンサーサイト

コメント

アンコールワット

昔(ポルポト政権時代)、アンコールワットへ行ったことがあります。子供たちがアンコールワットの遺跡を削っては、「ワンダラー、ワンダラー」と言って売っていました。平山画伯がアンコールワットを保存するいう話を聞いた時は笑ってしまいました。おいしいところはヨーロッパ(フランスやドイツ)が採掘して自国に展示しています。まず貧困を救うことが先決だと思ったからです。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://mori13.blog117.fc2.com/tb.php/606-cf58bed5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | HOME |  »

プロフィール

森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する