2017-10

本日フラーデー「JAL特集」

 2日連続で恐縮です。今日発売のフラーデーにJAL特集を寄稿しました。

 元旦の社長インタビューは、最後の抵抗だったに違いない。正月3日の朝日新聞一面に登場したJALの西松遙社長(62)のことだ。
タイトルは、〈日航社長「法的整理に反対」提携先「デルタ望ましい」〉。
官民ファンド「企業再生支援機構」に命運を預けてきたJALは、すでに手術台に乗せられたような状態。その容体が急変したのが年の瀬、法的整理方針の観測が流れてからだ。インタビューはそんなさなかの年明け、まな板の上の鯉だったはずの西松社長が、唐突に巻き返しに打って出たような格好なのである。いきおい関係者は一様に首を捻ったものだ。
「西松さんは単独インタビューだといいながら、朝日だけでなく時事通信にも声をかけていた。本来、JALにはもう政府方針に口を差し挟む力はありません。国土交通省の後ろ盾というか、むしろ国交省が糸を引いた、やらせインタビューだ、というのが、関係者の一致した見方です」(政府関係者)

 といった感じで始まります。
 ところで支援機構は、JALの更生案として事業規模の3割カットを打ち出しました。1万5700人の人員カットもその一つ。ただ、3割カットは昨年8月、JALがアリックスパートナーズに依頼し、自力再建策として打ち出した計画と同じ規模だそうです。つまり、あまり変わっていない? これで大丈夫でしょうか。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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