2017-10

普天間陸上案復活の深層

 5月の「決着」に向け、鳩山政府が、国民新党の提唱する米普天間基地のキャンプシュワブ案に乗り気だそうです。この陸上案、もともと米軍基地であるキャンプシュワブの中にヘリの訓練滑走路を建設すれば住民が反対しようがないだろう、という発想から小泉政権時代に提案されたものですが、結局、県民の反対に遭い、つぶれている。それを今になって持ち出しているのはどういうわけでしょうか。
 あれもこれもだめだから、辺野古案しかない、とのアリバイづくりかもしれませんが、理解しがたいものがあります。それより、小沢さんの辺野古近くの土地問題はどうなったのか、それのほうが気になります。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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