2017-08

JALリストラ余話

 ことここにいたって更生計画作りが迷走しているJALですが、唯一の救いが予想以上の退職者だそうです。早期退職を募ったところ、早くも4000人の人員削減達成ができる見込みになったといいます。おかげで、気をよくした首脳陣がさらなるリストラを進めるべく、追加の早期退職者を募るらしい。そのせいで、最近では、5月末退社組による職場の挨拶まわりが殺到。挨拶まわりは夕方の終業間際にしてほしい、とのお触れが出ている始末だそうです。
 退職する人は早く逃げ出したいといった気持でしょうか。考えてみると、これだけ退職者が殺到しても業務に支障をきたさないといいますから、それだけ余剰人員がいたという証拠、などと金融機関からの鋭い指摘もあります。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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