2017-10

週刊文春「JAL役員天下り」発売

 本日発売の週刊文春に「JAL〝戦犯役員〟が続々天下りしている」と題した特集記事を寄稿しました。焦点はJALの経営陣たちの体質。

「航空トラブルや内紛、不祥事や経営危機があると、必ずと言っていいほど、この手の文書が多くなるけど、よりによってこの時期にあってはならない話です」
 ある労務担当OBは、くだんの怪文書に視線を落とし、唇を噛んだ。その「日航の再生を願う社員有志一同」なる差出名の六月九日付文書には、こうある。
<特別早期退職において極めて恣意的な運用がなされ、(中略)リストラ施策が完全に頓挫した状況に陥っているばかりでなく、企業再生機構が自ら禁じたにも拘わらず、引責辞任した筈の殆どの役員の「天下り」「渡り」が、今の日航でも平然と行われ続けている>
 目下、企再生支援機構を受け皿に、法的整理手続き中のJAL。来年三月期の営業黒字が新聞報道され、一見、ことが順調に見える。だが、内情はかなり切羽詰まった際どい状況にある。

 といった書き出しです。水面下でもめ続けているJALの破綻処理。参院選後、何らかの動きがありそうです。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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