2017-08

訃報「猪坂豊一」

 9月4日4時、猪坂豊一さんが亡くなられ、昨日、堀ノ内斎場で密葬がおこなわれました。猪坂さんは、マスコミ情報研究会から独立し、マスメディアや政界、各国の在日大使館に幅広い人脈がある希有な人です。不思議な方で、元マス研というのも変ですし、職業、肩書といわれると思いつきません。
 毎日のように、昼食会と夕食会を主催し、文字どおり老若男女を問わず多くの人がそこに参加していました。人と人を結びつけるのが趣味ともいえ、猪坂さん生涯の仕事でもあったように思います。編集者や記者、ライターは猪坂会の人脈でずい分助かったと思います。
 7月初旬にくも膜下出血で倒れられ脳死状態に陥っていました。3日に64回目の誕生日を迎えられ、看護婦さんに散髪してもらった翌日、旅立たれました。近く、改めて偲ぶ会を開くそうです。ご冥福をお祈りします。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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