2017-08

小沢一郎「のカネ問題だけじゃない中央公論「腐った翼に希望はあるか」

 本日発売の中央公論にJAL問題を寄稿しました。題して「腐った翼に希望はあるか」。検察のFD改ざんや小沢一郎の政治とカネ問題ばかりに目が奪われてしまいがちですが、JALも忘れてはいけません。

<世界の航空ビジネスは大転換期の真っ只中に置かれている。アライアンスによるグループ化・系列化が進み、LCC(ローコストキャリア)が台頭する等、競争環境は急激に変化する中で、いかに景気やイベントリスクへの耐性を高め、固定費削減をはじめとするコスト構造改革を成し遂げて、快適なサービスと効率的な生産体制を確立しうるかが試されているのである>
 八月三十一日、東京地裁に提出された日本航空(JAL)の更生計画案はこう始まる。冒頭、「はじめに」と書かれた前節だ。そこでは、JALが会社更生法を申請するにいたった原因についても、簡単に触れている。
<民間会社として当然あるべき採算意識に乏しく、日々の収益管理等経営管理体制の構築が疎かにされてきたことは否めない。それが、環境の著しい変転に俊敏に対応できず、他社との競争で遅れをとる一因ともなった>
 目下、官民ファンド「企業再生支援機構」が管財人となり、更生会社として再生を期しているJAL。JALのおかれている航空界の現状や倒産原因について、いずれも正鵠を射ている。

 といった書き出しです。ぜひどうぞ。
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コメント

Re: 東筑74期でJALのOGです。

コメントありがとうございます。東京東筑会などでお会いできる日を楽しみしています。

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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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