2017-08

週刊文春「小沢秘書裁判傍聴記」

 本日発売の週刊文春で「水谷建設会長に泣きついた小沢弁護団」と題した記事を寄稿しました。

「そりゃあアンタ、向こうから接触してきたに決まっとるやないか。俺が進んで証人に出たい、なんて言うわけないやないか。ただ、もともとあの人は、俺も知っとんのや。それで(頼まれた)……」
 水谷建設元会長の水谷功は今になってそう話す。「あの人」というのは、小沢一郎の第一秘書だった大久保隆規の弁護人、権藤世寧のことを指す。繰り返すまでもなく、水谷は昨年、獄中で東京地検の事情聴取に応じ、小沢事務所への裏献金を告白した張本人だ。
 よりによってその水谷が来る「政治とカネ」の裁判で小沢側の証人として出廷するという。一体全体どうなっているのか。

 といった感じです。傍聴記はこのあとも折に触れ、続けようと思います(ブログとは別に)。
 なお、昨日の第二回公判では、りそな銀行衆院支店長と旧安田信託銀行(みずほアセット信託銀行)の行員が証人出廷しました。たとえば小沢さんが石川元秘書に持ってきた問題の4億円について、小沢サイドは家族預金など個人預金からおろしたもの、としていました。そのうち6000万円について、安田信託の元行員が「それは小沢和子さんから迎賓館の建て替え費用として預金から引き出すと聞かされた」と証言。これに対して小沢弁護団は、そんな昔のことを昨日のことのように記憶があるのか、と追及。すると「有名代議士の家のことなのではっきり覚えている」と明言し、一蹴されてしまいました。まだまだ序盤戦の攻防です。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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