2017-08

週刊現代「橋下人気を煽る大阪のテレビ」

 今週号の週刊現代連載コラム「ジャーナリストの目」で統一地方選で圧勝した大阪府の橋下徹知事人気について考えてみました。原動力は大阪のローカル放送。

 投票日が告示されたばかりの統一地方選真っ只中の4月4日のことだ。夕刻、関西ローカルのニュースワイド番組で大阪の水道問題を取り上げていた。
「同じ淀川の水を使っているのに、大阪府と大阪市で水道料金が違う。これぞ典型的な二重行政ではないか」
 キャスターが口角泡を飛ばして訴える。昨年来、続いてきた水道論争である。身近な庶民の問題だけに関心が高い。民放テレビ局が夕方のニュース番組で取り上げたのは、そのためだろう。が、番組内容に驚いた。
 まるで橋下大阪府知事の主張通り。知事が自ら率いる地域政党「大阪維新の会」が、選挙で売り物にしてきた「ワン大阪」、つまり大阪都構想の受け売りなのである。

 といったアンバイです。続きもどうぞ。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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