2017-08

それでも原発大国は揺るがない

 このあいだある大手商社の人と震災や原発の話をしました。震災後の影響について商社は海外に営業活動の軸を置いているので、円高ダメージもなく順調だそうです。原発の売り込みについても、ベトナムなど東南アジアはもとり、意外なことに石油産出国である中東の需要が高いそうです。
 で、この震災を機に、韓国や中国の売り込み攻勢が報じられています。日本勢は苦しい立場に立たされているかといえば、そうではないらしい。日立や東芝など、いまや日本の技術なくしては原発は成り立たないそうで、韓国なども下請けとして使っているそうです。よって仮に韓国企業が受注しても日本の技術は生かされ、売り上げにもつながるとのこと。喜んでいいのかどうか、わかりませんけど。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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