2017-10

週刊ポスト「双葉病院の真実」最終回

 本日発売の週刊ポスト「双葉病院の真実」4回目は、いよいよ震災から3日目と4日目に入ります。なぜ病院や患者は取り残されてしまったのか。誤報につながってしまったのか、とのあたりを書きました。

〈理事長、先生無事〉
 3月15日午前零時53分、双葉病院グループの事務長が手にしていた携帯電話に送信されてきたメールには、こう記されていた。11日の震災から4日目、第一陣避難で一足先に病院を出たスタッフたちのもとに、消息が知らされる。言うまでもなく〈理事長〉とは双葉病院院長の鈴木市郎のことだ。
 東京電力の福島第一原発から4・5キロに位置する双葉病院と系列介護老人保健施設「ドーヴィル双葉」では14日、ようやく自衛隊による患者たちの搬送が開始された。12日午後2時に209人を乗せた大型観光バスが病院を出てから2日後、待ちに待った救出第二陣だ。

 といった書き出しです。これでポストの連載は最終回となりますのでお見逃しなく。まだまだ続きもありますが……。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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