2017-08

小沢一郎第2回公判「メディア」の扱い方

 昨日、353分の56という低い確立(傍聴競争率6倍)を潜り抜け、小沢一郎さんの裁判を傍聴することができました。全体としては、裁判の流れは秘書たちの陸山会事件のときとあまり変わらず、証人も重複していますが、今回は石川知裕さんの事情聴取録音が法廷に流れるというので、そこに注目されました。
 で、当日のテレビニュースや今朝の新聞各紙の報道をみたところ、予想外。田代検事の取り調べがいかにもまずかったかのように報じているだけ。法廷で聞いていると、とてもそうは思えないのに、どうも妙な気がします。取り調べにおける石川さんの供述を聞いてどこに真実があるのか、それを見極める。その基本的なメディアの姿勢を忘れているように思えてなりません。
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森功

Author:森功
福岡県出身のノンフィクションライター。08年「ヤメ検」09年「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著作は「サラリーマン政商」(講談社)、「黒い看護婦」「ヤメ検」(ともに新潮文庫)、「許永中」「同和と銀行」(講談+α文庫)、「血税空港」「腐った翼」(幻冬舎)、「泥のカネ」(文藝春秋社)、「狡猾の人――防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪」(幻冬舎)、「なぜ院長は『逃亡犯』にされたのか――見捨てられた原発直下『双葉病院』恐怖の7日間」、「大阪府警暴力団刑事『祝井十吾』の事件簿」(講談社)、「平成経済事件の怪物たち」(文春新書)、「紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う」(幻冬舎)、「現代日本9の暗闇」(廣済堂出版)、「日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈」(文藝春秋)、「総理の影 菅義偉の正体」(小学館)など。最新刊は「日本の暗黒事件」(新潮新書)

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